工学部 電気電子物理工学科

女子枠入試

当学科では、令和8年度(2026年度)入試より女子枠(募集人員:7名)を新設しました!

募集要項ページ(埼玉大学HP)

女子枠

学校推薦型選抜(女子枠)の概要

推薦要件 1 学校推薦型選抜(女子枠)の対象となる高等学校及び推薦数
全国の国公私立高等学校(中等教育学校の後期課程、高等部を置く特別支援学校及び文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設を含む。以下同じ。)
推薦できる者の数は、1校につき2名以内とします。

2 推薦対象者
次の各条件を全て満たす女子とします。
(1) 当該年度に卒業又は卒業見込みの者で、合格した場合に入学を確約できる者
(2) 高等学校において数学(数学I、数学II、数学III、数学A、数学B、数学Cの内容を含む科目)及び物理の内容に対応する科目(ただし、「物理基礎」は含まない。)を既修又は出願時に履修している者
(3) 調査書の学習成績概評がB以上で、理数系(物理、数学)及び英語の成績が優れている者
(4) 実験や課題研究等に興味を持ち、工学部電気電子物理工学科の学生として適性を有する者

<出願上の留意事項>
(1) 国公立大学の学校推薦型選抜へ出願することができるのは、1つの大学・学部です。
(2) 学校推薦型選抜に推薦された志願者は、国公立大学の「前期日程」・「後期日程」にも出願し、受験することができます。ただし、学校推薦型選抜の合格者で入学手続をした場合は、「前期日程」・「後期日程」を受験しても合格者とはなりません。
出願期間 11月上旬〜中旬ごろ
選抜日程 11月下旬ごろ
選抜方法 学校長からの推薦書、志望の理由、自己アピール、調査書、面接及び大学入学共通テストによります。(別表参照)

別表:大学入学共通テストと面接の配点

教科科目名等 配点
大学入学
共通テスト
数学: 『数学I、数学A』、『数学II、数学B、数学C』
(左の2科目必須)
400
(注2)
理科: 『物理』
(必須 ※第1解答科目で解答する必要があります。)
200
(注2)
外国語: 『英語(リーディング及びリスニング)』
(必須)
200
(注3)
面接 200
合計 1000
  • (注1) 共通テストの配点にあたっては、上記掲載の配点に換算します。当該年度の大学入学共通テストの成績のみを利用します。
  • (注2) 数学及び理科は1科目100点×2=200点に換算します。
  • (注3) 外国語『英語』は、「リーディング(100点)×1.6+リスニング(100点)×0.4=200点」に換算します。リスニング免除者については、「リーディング(100点)×2=200点」に換算します。
合格発表 2月上旬ごろ

よくある質問(FAQ)

Q. なぜ電気電子物理工学科に「女子枠」を設けたのですか?

本学の教育・研究環境における多様性を一層促進し、現代の様々な課題に対処するための能力を涵養することを目的として行うものです。女性研究者・技術者のロールモデルを増やすことで、理工系分野に関心を持つ優秀な女性の進学を後押しし、性別にかかわらず誰もが活躍できる社会の実現につながることを期待しています。

Q. 学科内に女子学生はどのくらいいますか?

電気電子物理工学科には一定数の女子学生が在籍しており、他学科や他学部をあわせるとたくさんの女子学生が埼玉大学で学んでいます。
在学生数(男女別)の詳細については以下のリンク先をご参照ください。
> 埼玉大学 基礎データ(学生数)

Q. 女性の先生(教員)はいますか? 相談しやすい環境ですか?

はい、本学科には女性教員も在籍しており、女子中高生向けのイベント等でも活躍しています。女性ならではのキャリアの悩みなども相談しやすい環境が整っています。
> 彩の国・理工系進路選択エンカレッジプログラム

Q. 高校の物理や数学があまり得意ではないのですが、
授業についていけますか?

本学科では初年次の基礎教育に力を入れており、主要な基礎科目には演習科目を併設しています。分からないところを丁寧にフォローするカリキュラムが組まれているため、基礎からしっかりと学ぶことができます。

Q. プログラミングや電子工作の経験が全くないのですが、
大丈夫ですか?

はい、全く問題ありません。プログラミングや電子回路などは、大学に入ってから初めて触れる学生も多いため、ゼロから丁寧に指導するカリキュラムになっています。

Q. 実験や実習は、体力がなくても問題なくこなせますか?

本学科の実験・実習は力仕事や重労働を伴うものではなく、安全性にも十分に配慮されています。体力がなくても全く問題なくこなすことができます。

Q. 女子学生はどのような業界や企業に就職していますか?

電気電子・情報通信分野は、女性エンジニアの需要が非常に高く、就職に極めて有利です。メーカーやIT企業をはじめ、幅広い業界で多くの卒業生がエンジニアや研究開発職として活躍しています。
就職状況の詳しい実績については以下のページをご参照ください。
> 就職状況(将来の仕事は?)

Q. メーカーなどの技術職は男性が多いイメージですが、
女性でも働きやすいですか?

昨今の企業は、女性エンジニアが働きやすい労働環境の整備(産休・育休制度、フレックスタイム、テレワークなど)に非常に積極的です。多様な人材が活躍できる職場が増えており、ライフイベントと両立しながらキャリアを築くことが十分に可能です。

在学生・卒業生の声

当学科で学ぶ女子学生や、社会で活躍する卒業生の声を掲載しています。

在学生の声(学部生)

横川 智奈美 さん

埼玉・県立熊谷女子高等学校 出身

学部4年生(執筆時)

⇨クリックして横川智奈美さんの声を表示

Q. 当学科を受験した理由は何ですか?

A. 高校時代に物理と化学が好きだったことから、材料分野に興味がありました。当学科のHPを見たところ、材料分野の研究室が多くあったため、受験するに至りました。

Q. 学部生時代に授業で印象的だった授業は何ですか?

A. 電気回路です。日常生活で何気なく使っている電気ですが、その基礎知識を学ぶことができ、大変興味深かったです。

Q. 学部生時代に学業以外にどんなことをやってましたか?

A. 水泳指導のアルバイトや水泳部に所属して活動をしていました。

Q. 今、どんなことを研究していますか?

A. 中間バンド型太陽電池の研究を行っています。環境問題に興味があり、太陽光発電は再生可能エネルギーを中心とする脱炭素化エネルギーシステムにおいて、主力電源として大きな役割を担うため、この分野で研究を行いたいという思いからテーマを決めました。

Q. 当学科の魅力、入学して良かったことは何ですか?

A. 就職活動で大変役立つ知識や経験が出来たことです。就職先では電気系の仕事に就くため、大学の知識を就職先で活かせることがよかったです。

Q. 電気電子物理工学科を目指す人にひとこと、お願いします!

A. 全力を尽くして頑張ってください!

吉永 千慧 さん

埼玉・私立大宮開成高等学校 出身

学部4年生(執筆時)

⇨クリックして吉永千慧さんの声を表示

Q. 当学科を受験した理由は何ですか?

A. 大学受験の際に化学系と物理系の学科で迷いましたが、多くの業界において電気の知識の需要が高いため、就職の際に幅広い選択ができること、大学で学んだ専門知識や技術を社会で生かせるような実践的な授業が多いことを知り、電気系を選びました。

Q. 学部生時代に授業で印象的だった授業は何ですか?

A. プログラミングと学生実験です。プログラミングの授業ではC言語を学習し、自分の書いたコードが動作した時はとても嬉しかったです。。プログラミングではエラーが起こることがよくありますが、原因を分析し、改善していくことにも面白さを感じました。 学生実験では、実際に手を動かして実験をすることによって、電磁気学や電気回路などの幅広い知識や測定機器の操作方法の理解が深まりました。また、実験のレポート作成を繰り返すことで、実験の主旨と結果をまとめる力や論理的に考察する力が養われました。

Q. 学部生時代に学業以外にどんなことをやってましたか?

A. 飲食店や家庭教師のアルバイトです。

Q. 今、どんなことを研究していますか?

A. 低コストで高効率の次世代型太陽電池の材料として期待されているGaPN混晶の窒素濃度による発光の変化について研究しています。

Q. 当学科の魅力、入学して良かったことは何ですか?

A. 電気電子物理工学科は大学で学んだ専門知識を社会で生かせるような実践的な授業が多いことがとても魅力的です。レポートで頭を使う事が多いですが、その分自分で文献を探したり考えたりする事で、社会のどこでも活用できる問題解決力や論理的思考力を養うことができる学科です。

Q. 電気電子物理工学科を目指す人にひとこと、お願いします!

A. ぜひ埼玉大学で充実した大学生活を送りましょう!

在学生の声(大学院生)

稲葉 司帆 さん

栃木・県立石橋高等学校 出身

博士前期課程1年生(執筆時)

⇨クリックして稲葉司帆さんの声を表示

Q. 当学科を受験した理由は何ですか?

A. 電気電子物理工学の技術は現代の社会に欠かせないものであり、将来の可能性が広がると感じたため志望しました。

Q. 学部生時代に授業で印象的だった授業は何ですか?

A. 電気電子物理工学実験Ⅰ~Ⅲです。高校生の頃までは長い文章を書く機会がなかったので、実験レポートを作成するのは正直大変でしたが、実際に自分の手で装置を動かしたり、目の前で現象を確認したりする体験はとても新鮮で、とても良い経験になりました。

Q. 学部生時代に学業以外にどんなことをやってましたか?

A. 学習塾でのアルバイトとサークル活動に取り組みました。特に、サークル活動では、学祭を運営するサークルに所属し、企画の立案や運営を行いました。仲間と協力して一つのものを作り上げた経験は、かけがえのない思い出となっています。

Q. 大学院に進学した理由は何ですか?

A. より時間をかけて研究を行いたいと思ったからです。

Q. 今、どんなことを研究していますか?

A. 深層学習を用いて、ロボットの研磨作業の自動化を目指した研究を行っています。

Q. これまでにどんな賞を受賞されましたか?

A. 令和6年度 電気学術女性活動奨励賞[詳細]

Q. 当学科の魅力、入学して良かったことは何ですか?

A. 演習の授業や実験が充実しているため、机上だけではなく実際に手を動かして学べる点です。お互いの得意・不得意を生かして、苦手なところは自分よりも知識が豊富な友人に教えてもらいながら理解を深めることが出来ました。

Q. 電気電子物理工学科を目指す人にひとこと、お願いします!

A. 私はこの学科に入学して本当に良かったと思っています。興味を持ったことにどんどん挑戦して、一緒に充実した学生生活を送りましょう!応援しています!!

荻原 幸伽 さん

秋田・県立秋田南高等学校 出身

博士前期課程1年生(執筆時)

⇨クリックして荻原幸伽さんの声を表示

鈴木 愛奈 さん

静岡・県立静岡高等学校 出身

博士前期課程1年生(執筆時)

⇨クリックして鈴木愛奈さんの声を表示

Q. 当学科を受験した理由は何ですか?

A. ハードからソフトまでの幅広い領域の教育に力を入れていると思ったからです。

Q. 学部生時代に授業で印象的だった授業は何ですか?

A. 電気電子物理工学実験Ⅰ~Ⅲです。数人のグループに分かれて実験を行う授業ですが実験のテーマが様々あり、講義で学習した様々な知識を実験内で実際に生かすことができ、今までの学習に対する深い理解を得らえることに面白さを感じたからです。また、実験中は先生やTAの方が親身になって教えて下さることも魅力的でした。

Q. 学部生時代に学業以外にどんなことをやってましたか?

A. (学内)サークル活動や留学生との交流イベントへの参加です。
(学外)アルバイトです。

Q. 大学院に進学した理由は何ですか?

A. 学部時代の研究を続けながら、研究に関わる専門性の高い知識を取得したいと考えたからです。

Q. 今、どんなことを研究していますか?

A. LB膜を用いた味覚センサの研究をしています。LB膜の材料や作り方を変えたセンサを作り、評価をすることで味覚センサに適切な膜の検討をしています。 私の研究は電気だけでなく化学や生体にも関わるため幅広い角度から研究にアプローチできることが面白いです。研究では自分でセンサを1から作っているため、ガラス板がセンサとして形になり、良い結果が得られた時に達成感を感じます。

Q. 当学科の魅力、入学して良かったことは何ですか?

A. 授業の領域が豊富であったため幅広い分野について学べたことです。

Q. 電気電子物理工学科を目指す人にひとこと、お願いします!

A. 自分の興味がそそられることがきっと見つかると思います。今しかできない経験を大切にして下さい。

金子 若草 さん

群馬・県立太田女子高校 出身

⇨クリックして金子若草さんの声を表示

卒業生・修了生の声

大津留 雅桜 さん

東京・私立東洋英和女学院 出身

2023年3月大学院博士前期課程修了

⇨クリックして大津留雅桜さんの声を表示

Q. 当学科を受験した理由は何ですか?

A. 私が機能材料工学科(電気電子物理工学科の前身の一つ)を受験した理由は、物理、化学、生物全ての分野を学ぶことができるというカリキュラムに魅力を感じたためです。大学でどのようなことを学ぶのか分からなかったため、容易に専門分野を決めることに抵抗がありました。なので専門を絞らず、全てに触れてから自分の専門を決められる機能材料工学科に魅力を感じました。

Q. 学部生時代に授業で印象的だった授業は何ですか?

A. 量子力学です。本格的に実験を行うようになってから実感したのですが、量子力学は物理の多岐にわたる分野の基盤となる学問です。授業で習った計算や理論が実験を通して実際に体験できるため、非常に印象に残っています。

Q. 学部生時代に学業以外にどんなことをやってましたか?

A. 私は院進学以降、和光市の理化学研究所で実験を行っていました。そこで量子コンピューターに関する研究を行っていました。クリーンルームやHe冷凍機など、大学にはない整った環境の中、最先端の研究に携わることができたことは非常に幸運でした。量子力学、超伝導、半導体など幅広い知識が求められるとても大変な研究ではありましたが、熟練の研究員の方々に知識、技術共にご教授いただき、無事学会発表、修士論文の執筆を終えることができました。環境と人に恵まれ、非常に充実した2年間でした。

Q. 大学院に進学した理由は何ですか?

A. 4年生で研究室に配属されるのですが、研究に没頭できる時間が短いと感じたためです。せっかく3年かけて知識を学んだのに、たった1年しか研究を行えないのは非常に勿体ないという思いと、就職に関しても有利になるという下心もあったことから院進学を決意しました。

Q. どんなことを研究していましたか?

A. 将来的に量子コンピューターとして利用できる、新たな系について研究していました。量子コンピューターは量子力学的重ね合わせ状態を情報単位(量子ビット)として利用したコンピューターです。従来のコンピューター以上の計算処理速度を持つとして期待されており、現在盛んに研究されています。しかし、量子力学的重ね合わせ状態を保つ時間、コヒーレンス時間の短さが実用化に向けた問題となっています。マヨラナ粒子という特殊な粒子を用いたマヨラナ量子ビットはノイズに強く、従来の量子ビットが抱えるデコヒーレンス問題の解決手段として注目されています。固体中では、マヨラナゼロモード(MZM)という現象が、マヨラナ粒子の存在根拠とされています。実験的には、強いスピン軌道相互作用を持つInAs量子井戸上にAlのエピタキシャル層を形成した系でMZMの兆候が示されました。私の研究ではInAs2次元電子ガス(2DEG)を含むInAs量子井戸からトップダウン的に1次元ナノワイヤーを作製し、MZMを検出することを目標としました。その第一段階として、2次元InAs層に超伝導を誘起するための界面プロセスについての検討を行っていました。

Q. 現在のご所属は?

A. TDK株式会社

Q. いつ入社されましたか?

A. 2023年

Q. 当学科の魅力、入学して良かったことは何ですか?

A. 機能材料工学科(電気電子物理工学科の前身の一つ)について書かせていただきます。この学科を受験した理由に書いたように、物理、化学、生物全ての分野を学べることです。まずは浅い所から学び、それから興味を持った分野の授業数を増やし、最終的にどの研究室に入るのか決められるところです。実際に私は、大学に入学してから高校で得意だった化学が苦手に、逆に高校で苦手だった物理が得意になりました。また、学科内に物理系科目が得意な人、化学系科目が得意な人など得意分野が異なる友人ができるため、互いに苦手科目を教え合えるという利点もありました。

Q. 電気電子物理工学科を目指す人にひとこと、お願いします!

A. 大学の物理は楽しいです!楽しみにしていてください。

高校生の皆さんへ

埼玉大学 工学部 電気電子物理工学科では、高校生の皆さんに向けて様々な情報を発信しています。
どんなことが学べるのか、どんな研究をしているのか、将来の仕事やキャンパスライフについて、ぜひ以下のページもご覧ください。