電気電子システム工学コースについて
埼玉大学では工学部(4年)と大学院博士前期課程(2年)の6年一貫教育を推進しています。電気電子システム工学コースでは、学部における専門基礎教育との一貫性を重視して体系化されたカリキュラムの下に、電気・電子・情報通信分野における高度専門教育を実施しています。このカリキュラムは、
- 電気・電子・情報通信分野において技術革新を常に生み出せる創造的能力や指導力を持つと共に、優れた人間性を備えた高度技術者の養成
- 研究分野に関する専門知識・学力を有し、社会性を考慮して各技術を有機的に結合して独創性の高い研究を継続できる研究者へ成長できる基盤を有する人材の育成
を目的としています。
研究面では、
- 光エレクトロニクスや集積回路に関係した研究を行う材料・デバイス系
- ワイヤレス通信やコンピュータに関係した研究を行う回路システム・情報通信系
- ロボットや電力に関係した研究を行うエネルギー・制御系
- eコマースや高度交通システムに関係した研究を行うシステム創成学系
を擁し、電気・電子・情報通信の広範な領域についてハードウエアを主体に活発な活動を行っています。
大学院の組織と電気電子システム工学コース
埼玉大学では2006年4月に大学院理工学研究科を改組しました。これにより、博士前期課程では従来の数学専攻、情報システム工学専攻、電気電子システム工学専攻を統合して新しく「数理電子情報系専攻」を立ち上げました。当専攻は、数学コース、情報システム工学コース、電気電子システム工学コースからなります。
コースごとに募集人員を定めて入学者を募集しますので、入学希望者はコースを選択し、選択したコースの入学試験を受験する必要があります。
(注) 工学部の学科は2017年度入学生までが対象です。